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地道な努力が脳梗塞を回復させる!リハビリは重要

医者

麻痺側に細心の注意を払う

脳梗塞の後遺症として最も多いのが、半身麻痺です。どの程度の麻痺が生じるかは脳梗塞の発症部位等により異なりますが、痺れや感覚障害が合併される事があります。特に麻痺が重度の場合、肩の関節に隙間が生じる事があります。この肩の状態に注意を払わずに、無理な寝返りを行ったり、手を引っ張ったりすると、肩の脱臼が生じ、その周辺組織が損傷され、痛みが長く続くようになってしまいます。これらの事から、半身の麻痺が生じた場合は、早期に腕を三角巾等により、首から吊るし、肩への負担を軽減する必要があります。また、麻痺が軽度の場合でも感覚障害がある場合、低温火傷等に注意が必要です。冬場等では湯タンポ等の使用において生じる危険性が報告されています。半身麻痺による日常生活上での困難さが多々見られる中で、早期にリハビリを行い、社会復帰される方が多くあります。些細な事でもリハビリ職に相談し、的確なアドバイスを受ける事が重要です。

脳

見えない障害に注意する

脳梗塞の後遺症は半身麻痺が多く挙げられますが、高次脳機能障害と呼ばれる、認知機能の障害があります。中でも、半側空間無視や失行と呼ばれる物は脳の梗塞部位により生じるものです。これらの障害は、日常生活を行う上で支障をきたし易く、長期化しやすい傾向にあります。その為、介護者の負担も大きく、個別の対応が重要となります。高次脳機能障害に対するリハビリ内容も年々、進化しており、詳細な障害部位を特定し、反復動作練習等を通して脳機能の賦活を図る事が出来ます。最初は認知出来なかった事でも、リハビリと時間の経過とともに改善し、社会復帰が行える方もあります。この様に目に見えない障害があっても、根気よく適切なリハビリを受ける事が重要といえます。